ぎっくり腰にマッサージは意味があるのか?
こんにちは!吉岡整体院の院長です
ぎっくり腰とは急激な腰の痛みを伴う状態であり、日常生活に大きな影響を及ぼすことがあります。
結論から先に書くとぎっくり腰の初期は自己流マッサージはNGです。
マッサージは、筋肉をほぐして血行を促進する効果がありますが、ぎっくり腰の場合は、患部に炎症が起こっているため、マッサージを行うことで悪化する可能性があるからです。
この記事では、ぎっくり腰にマッサージがどのように効果を発揮するのか、注意すべきポイント、そして自宅でできる簡単なマッサージ法について詳しく解説します。ぎっくり腰に悩む方や予防のために知識を深めたい方は、ぜひ読んでみてくださいね。
この記事はこんな人向け
- ぎっくり腰になった経験があり、マッサージの効果を知りたい方
- ぎっくり腰の予防法を知りたい方
- マッサージの代わりにできるセルフケアを知りたい方
- ぎっくり腰になった時の適切な対処法を知りたい方
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悪化するからやっちゃダメなこともある!ぎっくり腰になってしまった場合は?
ぎっくり腰は急性腰痛症の一種で、腰椎を支えている関節や椎間板、筋肉などに損傷が起こることで発症します。
痛みの部位は腰からお尻までの範囲で、日常生活の動作で突然発症することが多いのが特徴です。
では、ぎっくり腰になった場合の対処法はどのようにすればいいのでしょうか。
ぎっくり腰になった場合の対処法
POINT
- ぎっくり腰になったら、まず安静にしてください。 無理に動くと症状が悪化する可能性があります。
- 痛みが少し引いたら、少しずつ動くようにしましょう。 適切な対処法を知っておくことで回復が早くなります。
- 炎症を抑制するために冷やすことが効果的です。
ぎっくり腰になった直後はまずは安静にすることが一番大事ですよ
痛みが少しだけマシになってきたら実際にはどうするか?
- 発症直後の対処法
- 大きく深呼吸して筋肉の緊張を緩め、楽な姿勢を探す。
- 時々、横向きで寝ることで腰の負担を減らす。
- 冷やすことで炎症を抑制する。
- 発症から2〜3日間の過ごし方
- お風呂は控えてシャワーで済ませましょう。ぎっくり腰の場合、最初の2~3日は入浴を避け、シャワーで済ませることをおすすめします。
- 理由は、ぎっくり腰は炎症が起こっている状態だからです。
- お風呂に入ると血行が促進され、炎症が悪化してしまう可能性があります。
- 4日目以降
- コルセットや痛み止めを使用し、少しずつ身体を動かしていきましょう。
多少、動けるようになってきたら動いたほうが回復が早くなる傾向がありますが、無理はしないようにしてくださいね!
ぎっくり腰はなんでなるの?
ぎっくり腰、正式には「急性腰痛症」と呼ばれる症状です。腰椎を支える関節や椎間板、筋肉などに損傷が起こることで発症します。具体的な原因ははっきりしていませんが、以下の要因が考えられます。
要因
- 筋肉疲労: 筋肉が長時間の負荷にさらされることで、徐々に疲労が蓄積され、腰痛を引き起こす。
- 急激な動作: 重いものを持ち上げたり、腰をねじったりする際に、腰に大きな負担がかかり、急性腰痛が発症する。
- 椎間板の損傷: 腰椎の椎間板が傷ついたり膨らんだりすることで、神経を圧迫し腰痛を引き起こす。
「腰椎は捻る動作に弱く、特に前屈みの状態だとより内圧が高まり症状が発生しやすいいんですよね」
【歩けるけど痛い】ぎっくり腰になった時、体操やストレッチをやってもいいの?
ぎっくり腰になった直後は、無理に体操やストレッチを行うのは避けましょう。痛みがある状態で動かすと、症状が悪化する可能性があります。
ただし、歩ける程度の痛みであれば、数日経過してから軽い体操やストレッチを行うことで、回復を早める効果が期待できます。
体操やストレッチを行う際の注意点
- 痛みがある場合は無理に行わない
- ゆっくりと、丁寧に動かす
- 1回10秒程度を目安に行う
- 1日数回に分けて行う
やり方は?ギックリ腰の人におすすめの体操やストレッチ
ぎっくり腰の際は、仰向けや立った状態(体が伸びてる状態)で体操を行うより、椅子に座った状態で行った方が痛みを感じずにできることが多いです。順番に説明させてもらいますね!
手首の体操
1.肘を曲げて脇を締めます。
OKポーズをしたら、そのまま真下に手首を曲げます。(内側に曲げないように注意)
2.腕時計を見るポーズをします。小指と薬指を曲げたら、そのまま手首を前側に曲げます。
これらを1→2→1の順番で、それぞれ10秒×3回ずつ両手行います。
足首の体操
椅子に座った状態で
1.つま先だけ内側に捻り、反対の足の甲を土踏まずで踏みつけます。
そうすると、ふくらはぎの内側に力が入ります。(膝が一緒に捻らないように注意。指先が反らないように注意)
2.つま先だけ外側に捻り、親指側で床を踏みつけます。
そうすると、スネの外側に力が入ります。(膝が一緒に捻らないように注意。指先が反らないように注意)
これらを1→2→1の順番で、それぞれ10秒×3回ずつ両手行います。
肩の体操
椅子に座った状態で
1.腕時計を見るポーズをします。
手首を前側に曲げて指先の力は抜きます。
反対の手で手首のところを押さえ、押し合いっこします。そうすると肩の内側に力が入ります。(肘の位置が肩より上にいかないように注意)
2.肘を曲げて脇を締め、手のひらを顔側に向けて手首を返します。
肘をピンと伸ばした後、腕を少しだけ外側に捻ります。そうすると、二の腕の裏側に力が入ります。(腕を捻りすぎたり、肩に力が入らないように注意)
これらを1→2→1の順番で、それぞれ10秒×3回ずつ両手行います。
胸のストレッチ
椅子に座った状態で、壁に手をついて胸の筋肉を伸ばします。
両方とも20〜30秒痛くない範囲で伸ばします。
これらの体操やストレッチを行う際は「痛みを感じない範囲で行う」「無理に体を動かさず、ゆっくりと行う」「毎日数回行う」ことが大切です。
ぎっくり腰が一日で?即効での治し方はあるのか?
ぎっくり腰が一日で完全に治るというのは難しいです。しかし、適切な対処をすることで、痛みを軽減し、日常生活に支障なく過ごせる程度まで回復させることは可能です。
なるべく早く痛みを軽減する方法
- 安静にする: ぎっくり腰は、腰の筋肉や靭帯に炎症が起こっている状態です。そのため、まずは安静にして炎症を抑えることが重要です。
- アイシング: 患部を冷やすことで、痛みや炎症を抑えることができます。1日数回、20分程度冷やしましょう。
- 消炎鎮痛剤: 痛みや炎症を抑える効果のある薬を服用することで、症状を緩和することができます。
数日で回復を目指す方法
- 軽い運動: 痛みが落ち着いたら、軽い運動をすることで、血行を促進し、回復を早めることができます。
- ストレッチ: 腰周りの筋肉をストレッチすることで、柔軟性を高め、再発防止に役立ちます。
- マッサージ: 痛みがある程度落ち着いたら、マッサージを受けることで、筋肉の緊張をほぐし、血行を促進することができます。
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当院ではぎっくり腰マッサージとして腰以外の関節を緩めたり、サボり筋を働かせる関節トレーニングに特化した施術をおこなっており、関節の可動域も広くすることができます。改善しない場合は是非一度お越しください。
過去にはぎっくり腰で背筋が伸ばせないお客様に座位で関節トレーニングをしたところ、帰る時には背筋が伸ばせるようになったこともあります。
ぎっくり腰マッサージとして腰以外の関節を緩めたり、サボり筋を働かせる関節トレーニングに特化した施術をおこなっています。
関節の可動域も広くすることができるので改善しない場合は是非一度相談してくださいね。
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